無料通話ダイヤル
0120-437-174- 月~土 10:00~22:00
- 日 10:00~18:00
こんにちは。ファースト個別の岡田です。
ファースト個別コラムの閲覧ありがとうございます。
このコラムは、中学受験であれば算数の裏技的解法や社会の正誤問題における注意点、
志望校選定のアドバイス、各塾のテキストの進め方からちょっとした豆知識や時事的な話などお伝えしていく予定です。
塾生の方は勿論、ネットで偶然発見された方も是非ご一読ください。
さて、本題です。
今回は中学受験算数の「いじわるなひっかけ問題」についてです。
実際に過去に外部テストで出された計算問題なのですが、ことごとく生徒が騙されていました。
それが「0.675」という数字です。
ある程度中学受験の勉強をしている生徒様であれば
割と即座に「5/8」と答えたのではないでしょうか。
(興味があれば、お子さんに「今から言う小数を一瞬で分数にしてみて」と伝えた上で問うてみてください)
「5/8」は「0.625」です。「0.675」は「27/40」です。
えっ、何当たり前のこと言ってるの?と思った方も多くいらっしゃると思います。
ただ、分母が8となる分数(「0.125」や「0.375」など)の教育を受けてきている中学受験生たちは、テスト本番でものの見事に「0.675」を「5/8」として計算してしまうのです。
何が言いたいかというと、
「慣れ」だけで問題を解き進めてはいけないということです。
「はいはい、いつものね」で解くと痛い目を見ます。
豆知識ですが、早稲田実業中等部という学校が、この「8分の〇に見えそうなひっかけ小数」をよく出してきます。2018、2019は「1.675」、2020は「0.675」、2021は「0.325」、2024は「0.175」、2025は「0.475」と毎年に近いようなペースで出してきています。
今回の話からは逸れますが、円周率を「3.1」や、「22/7」と設定してくることもあります。
いずれにせよ、先入観だけで問題を解かないようにしましょう!